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国産小どんこ
地元福島県でとれたしいたけです。干ししいたけは、大きく分けて「どんこ」と呼ばれるものと、「こうしん」と呼ばれる物に区別されます。区別するポイントは、生しいたけの笠の開き具合です。笠が7分開きで肉厚の物を「どんこ」と呼び、笠がほとんど開いて肉薄の物を「こうしん」と呼びます。 炒め物などには「こうしん」、蒸したり煮たりする料理には「どんこ」が向いています。だし用に使うのであれば、スライス状や粉末状のものが便利です。
◆ コレステロールの分解と動脈硬化の予防 ◆
しいたけ特有の成分であるエリタデニンは、コレステロールの上昇を抑制します。コレステロールには、善玉(HDL)と悪玉(LDL)があり、悪玉は動脈硬化の原因になりますが、善玉は動脈硬化を防ぎます。エリタデニンは悪玉を減らして善玉を増やし、しかも総コレステロール値を減らしてくれるのです。 また、干ししいたけには血圧を上昇させる余分なナトリウムを排出するのに役立つカリウムも多く含まれています。よってさらに、動脈硬化を防ぐことができます。
◆ 豊富なビタミンDが骨や歯を丈夫にする ◆
カルシウムが不足して起こる骨粗しょう症の予防に役だつのが、ビタミンDです。ビタミンDはカルシウムの吸収率を高め、丈夫な骨や歯をつくる働きをします。しいたけには、エルゴステロールという物質が含まれていて、これが紫外線を受けるとビタミンDになります。ビタミンDは生しいたけよりも干ししいたけに多く(生の7〜9倍)含まれています。
◆ 自己免疫機能を高める ◆
しいたけには、からだの自己免疫機能(抵抗力)を高める効能があります。そのため、かぜだけでなくウイルス性肝炎の予防にも期待がもたれています。 さらに、ガンの発生を抑え、ガン細胞の増殖を抑制する効果があります。この有効成分のレンチナンは、抗ガン剤として活用されています。